2025/07/14はるかの郷 6月号
今回は、職員対象に行った今季2度目となる「身体拘束」の研修の様子をご紹介させていただきます。
まずは資料で身体拘束の廃止と防止について再確認。その後、実際に職員が車椅子に座り、Y字型拘束帯で腰を固定・左腕をアームサポートに紐で固定・右手にはミトンを付けて、動きに制限をつけてみました。
体験した職員に感想を聞くと「固定されると動きたくなる」「気持ちが落ち込んでしまう」「身体的にも精神的にもしんどい」等の感想があがり、実際体験することで「身体拘束」すなわち「行動に制限をかけられること」がどうゆうことなのかを身をもって感じ取る時間となりました。
安全のため、緊急やむを得ない場合もあるかもしれませんが、本人の自立したその人らしい生活を支えるケアの確立をしっかりと認識し、入居されている皆様の安心と安全にこれからも努めたいと思います。